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リョウ、3歳になった。

「3歳になったら、オムツをもう、売ってくれないんだよ。」
と言って、オムツを外そうとしたけれどダメでした。

そんなリョウが、少し前からはまっているクワガタムシ。

「つのとはさみ」という絵本を図書館から借りてきて、クワガタムシ熱に拍車がかかった。
カブトムシではない。
クワガタムシである。

指をチョキにして、「クワガタムシだぞう」とリョウが言う。私が親指と人差し指を立てて、「カブトムシだぞう」と言うと、「エイ、エイ、えーい」と指のカブトムシを攻撃し、投げ飛ばす真似をする。

そんなリョウの誕生日ケーキは、フルーツタルトに特注でクワガタムシのマジパンをつけたもの。
リョウは喜んで、マジパンを大事そうに手元に引き寄せ、タルトには手をつけなかった。

プレゼントは、大きなクワガタムシとカブトムシのぬいぐるみ。
これまた気に入り、私にカブトムシを持たせ、リョウはクワガタムシを持って戦わせる。

そして、誕生日から1週間たった昨日。

通販で注文したリョウのTシャツが届いた。
前面にカブトムシとクワガタムシの絵。
バックプリントで、カブトムシがクワガタムシに勝って、スイカにありついている絵だ。

これまた大喜びし、Tシャツの柄の上に誕生日プレゼントでもらったカブトムシとクワガタムシのぬいぐるみを重ね合わせて喜んでいる。

まぁ、なんにせよ、気に入ってもらえて良かった。
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リョウ、2歳11か月。

あと、1か月もしないうちに3歳になるのです。
それなのに、一向にすすまないトイレトレーニング。

一向に、と書いたのは、かなり嘘があります。
パンツをはくのを断固拒否していたリョウ。
今は、わりとスムーズにパンツをはいてくれます。

しかし、保育園の同じクラスのお友達は、ほとんどパンツに移行、あるいは移行中であると言うのに、リョウは全くその気配を見せず。
0歳児クラスと同じ数の使用済みオムツを、毎日、保育園から持って帰ります。
その数、1日6個。
保育園からも、そろそろパンツに挑戦してみましょうか?なんて打診も一切ない。
もう、どうなっているのよ?
ナナコのオムツ外れが早かっただけに、気がヤキモキします。

8月の終わり。

オムツ外れに適した夏が終わってしまうことに危機感を抱き、リョウに言った。

「あのさ。オムツは3歳になるともう、売ってくれないんだよ。だから、3歳になるまでにパンツの練習しておこうよ?」

その言葉を理解したかどうか知らないが、パンツをはいてくれた。

「いい?パンツにオシッコしないでよ。したくなったら、オシッコって教えてね。」

リョウはその言葉を理解した。
パンツをびしょびしょに濡らしてしまうこともあるが、オシッコと伝えてくれるときもある。
お風呂に入るときにパンツを脱がせたら、全然お漏らししていなくて、リョウは「我慢したよ。」と言った。
オシッコ出る~と伝えに来て、大急ぎでズホンを脱がせている間、漏れちゃう、漏れちゃうと言っている。

つまりですね。
やろうと思えば出来るのですよ。彼は。
しかしながら、オムツだと安心して、垂れ流し放題。
だから、保育園の先生も、この子はまだだとパンツに移行しない。

とはいっても、全くダメなのがウンチ。

見られるのが嫌なのか、ウンチをした事実を知られたくないのか、絶対にウンチをトイレやオマルでしようとしない。
それどころか、オムツであっても人目につかない物影でウーン、ウーンと用を足し、終わったらこそっとこちらの様子を伺う。
ウンチの前は態度でわかるので、トイレに行こうと言っても全身で拒否するし、ウンチのために物影に行く前には、私に「(ウンチ?って)言わないでねろ言わないでね。」と口と身振りで制してからウンチをしに行く。

どうもウンチに関しては、手強そうです。

現在、2歳10か月のリョウ。

物事が自分の思い通りにならないときに、自分の気持ちに折り合いをつけるのがたいそう苦手だ。

昨日の帰りのことだった。

保育園から自宅までのほんの5分の間のことだった。
帰り道についてナナコと意見が対立した。
帰り道と言ったって、そんなに大層な道を通るわけではない。
一つ先の信号に着くまでに右の道を通るか、左の道を通るか それだけの話だ。

リョウは「左がいい」と言った。
ナナコは「右がいい」と言った。

ナナコも多分、どちらでも良かったと思う。
でも、いつもリョウのいうとおりの道を進むので、たまにはナナコの言うことを聞いてあげようと思い、右の道を選んだ。

車でたった1分程度の道。
それが、この後、一時間の時間を有効に使えるか使えないかの運命が決まってしまう。

リョウは、自分の思い通りの道に進んでくれなかったことに腹をたて、「左がいーいー。ひーだーりー。」と泣き声で言った。

リョウは眉毛が濃くて、爽やかな顔立ちではない。
そのリョウが、眉を寄せ、口がへの字に曲がり始めると、奴凧のような顔になる。

奴凧は、もう心に折り合いがつかず、腹の底から大声で喚く。最初は泣き声で「ひだりが、いーいー」と言っていたのが、だんだんその言葉から単語が消え、全身の力を振り絞って「あああー!!」と何度も叫ぶ。
どのくらいの力を持って叫ぶかというと、一人で砂浜に行き、夕日に向かって、「青春のバカヤロー」と叫びたいときほど(?)、腹の底から声を出す。
しかも、金切り声で。

奴凧は、帰宅してからも気持ちを取り戻せなくて、抱っこ抱っこと手を伸ばす。
車から降りてくれないので、抱っこして車から玄関に運んだが、それ以上相手をするのが嫌になってしまい、放っておいた。
いつもなら自分で靴を脱いで家に入るのに、靴を履いたまま、玄関に転がっている。
いつもなら面倒見のいいナナコも、こんなリョウの相手が嫌で、さっさと部屋に入って、一人でテレビを見ている。

しばらくリョウを放っておくと、リョウはもっともっと喚きながら、暴れている。
靴を自分で脱ぐのも嫌だが、靴を履いたまま部屋に入るのもよくないと思っているようで、立て膝のまま、部屋の入り口の扉まで来て、ガラスの扉をドンドンと強く叩いた。

…あのさぁ。
そこまで来れるなら靴を脱いだ方が、楽ではないでしょうか?

靴を脱がせても、抱っこ抱っこでわめきたて、抱っこしても、もっと抱っこ、抱っこのまま椅子に座ると、座るなと大暴れ。

いつまでたっても、食事の準備が出来ない。

この永遠に続くと思われるリョウの発狂が、なぜか突然、終わりを迎えるのだ。

泣きながら台所に来て、気持ちをアピールしていたが、突然、食器棚の引き出しをあけた。
そして、普通の声で
「今日はこのスプーン持っていくね。」
と言い、何事もなかったかのように部屋に戻り、ナナコとテレビを見始めた。

この発狂の始まりと終わりが、いつも突然やってくる。

明日は、いつ、発狂し始めるのだろうか。

毎日、毎日、本当にくだらないことで兄弟喧嘩が始まる。

犬も食わない夫婦喧嘩と同じだけど、当人たちにとっては真剣で、私も今はうんざりな毎日でも、一年後には笑い話になっているかもしれないので、備忘録として書いておく。

昨日の夜。

テレビばかり見てダラダラ過ごすナナコにいい加減テレビをやめなさい、と言った。
ナナコは、テレビを消して代わりにお絵かきを始めた。
それを見て、リョウもお絵かきをすると言った。

ナナコが白雪姫の絵を描く傍らで、リョウが「お化け、お化けの服を着たリョウ」と言い始めた。
リョウはお化けの絵が好きで、お絵かきするといつもお化けの絵を描く。

ナナコがリョウに「なに?お化けの絵が良いの?」と小さなお化けを書いた。
すると、リョウは「違う。これやだ。」と言った。
ナナコはもうひとつ別のお化けを書いてあげたけど、「やだ。」と却下された。

親切に描いてあげたのに、思いきりその絵を拒否されて、すっかりナナコは意気消沈した。
何度もリョウに「可愛いでしょ?」「嬉しい?」と聞くが、その都度、嫌だ、と否定され、とうとうナナコは泣き出した。

私が代わりに、お化けのリョウと、お化けのナナコの絵を描いてあげたら、リョウはお化けのナナコの絵をクレヨンでグチャグチャに消してしまい、ついでにナナコが描いた絵もグチャグチャに消した。

ナナコが可哀想で、リョウに強い口調で叱ったら、リョウも激しく泣き出した。

どちらも収拾がつかず、テレビをつけたら、とたんに二人とも仲直りした。

全く、もう。

今年も 蛍の季節がやってきた。

家の近くには 歩いて行ける距離に 蛍がでるところがある。
昔は とても荒れ果てた田んぼで、夜にそこを歩いて通るなんて とても怖くて出来なかった。
近くには古いお墓もあったりして、肝試しにはうってつけの場所だった。
殺人事件が起きてもおかしくないような場所だった。

そして そこには昔から蛍がいた。

今は有志の方が、荒れ果てた田んぼを復活させ、蛍を見る人のために遊歩道も整備され、灯りを嫌うホテルのために遊歩道には小さなローソクが羨されて足元をてらしている。

そんな環境になったのはナナコとリョウが生まれる ほんの少し前だった。

今年もナナコとリョウと夫と、みんなで蛍を見に行った。

いたいた。
蛍いた。

ナナコもリョウも、指さして、ほら、あそこ、と声をあげる。
ここに来るまでは、歩きながら「なんか怖いねぇ」と言いながら歩いていたけれど 蛍を見ると そんな気持ちがふっとんで大喜び。

良かったね。
今年も蛍を見れました。

いつまでもこんな時間が続きますように。
プロフィール

kuromamma

Author:kuromamma
38歳で初期流産。
40歳で妊娠&女の子出産。
不妊治療の末、43歳でやっと男の子を授かりました。

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