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いつこの日が来るのだろうと、ずっとずっと願っていました。


2018年10月17日。リョウ、6歳0か月。年長。


やっとオムツが取れました。

長かった・・・。

非常に、長かった・・・。


おしっこはとっくにトイレで立っても座ってもできるのに、

いつまでたってもウンチができなかった。

ウンチをしたくなると、我慢に我慢を重ね、ようやく促されてする気になっての

決してトイレで座ってしようとしない。

こそこそとオムツに履き替えて鍵かけてトイレにこもる。

用を足した後、オムツの始末は自力でできないので私を呼ぶ。


もう何年続いただろう。

ナナコは2歳になってすぐにオムツが外れたし、ウンチにいたっては1歳でできたので

一体どうなっているんだ!?と不思議でならなかった。


小学校になってもオムツの人はいない、なんてよく言うけど、

リョウは絶対に小学生でもオムツコースだな、と思っていた。

大きくなればなるほど、リョウ自身にもプライドが芽生えて、頑なにトイレで用を足すことを拒んだ。


足の踏み台を作っても、

穴を開けたオムツを履かせようとしても、

水が跳ねるのが嫌なのかと便器の中の水を全部掻きだしても、

オモチャで釣っても、

ネットや口コミにあることは全部試したが駄目だった。


この日。

保育園の行事で早くに帰宅した。

ナナコは夫と一緒にピアノのレッスンに出かけて私とリョウの二人きりになった。

3日我慢しているリョウは、ウンチをしたいと身振りで意思表示をした。

オムツを取りに行きかけたリョウに、

オムツを履かないでやってごらん、と諭したが、いつものとおり拒否した。

さんざんなだめすかしたが駄目だった。

いつものとおりだ。

だんだん私はイライラしてきた。

もう来年は1年生なのに。

「リョウ、出なくてもいいから10秒だけトイレに座ってみて」

と言った。

ようやくしぶしぶと、座るだけだよといってトイレに座った。

でも出ない。出さない。

10秒を30秒に延長したらリョウからブーイングが出た。

それでも30秒座ってもらった。

その間にオムツを全部隠した。

私は険しい顔で、オムツはもう渡さない。

トイレでしろと言い放った。

便器に座るのが嫌なら、トイレのスペースのどこでやっても良い。

床でしても良い。

オムツだけは渡さない、と言ってそれ以外のリョウの泣き言をすべて無視した。

「ママの嘘つき!」


粘ること2時間。

リョウは仕方なく、トイレの鍵をかけた。

「ママ、終わっても何も言わないで。パパにもナナちゃんにも。終わったら拭いてくれる?」

「わかった。拭いてあげる。そこだけは嘘つかない。」

・・・

そして、ようやくリョウに呼ばれてトイレの戸が開くと、ちゃんと便器に用を足していたのです!

でも、私がトイレに入るなり、リョウは私の口をおさえて

「何も言わないで!!」

と言った。


たぶん、リョウもいつまでもオムツではいけないとわかっていた。

でも、「できたじゃない!偉い!」なんてほめられるのが嫌だったんだ。


私は何も言わずにおしりを拭いてあげた。

夫にもナナコにも、決してトイレの話題をしてはならぬ。

私がよいというまで家に入ってのならぬとメールした。


そして翌日から、1日に1回。

自分でトイレに行けるようになりました。

よく聞くように、時期がきたら自分でトイレに行くようになる、なんてことはリョウに限って

ありませんでした。

多分、強制的にトイレでさせない限り、小学生になってもオムツだったと思う。


これで旅行にも行ける。

おじいちゃん、おばあちゃんの家に行って、まだオムツなの!?なんて言われることもない。

良かった!

私にとって、貴重な記念日です!


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プロフィール

kuromamma

Author:kuromamma
38歳で初期流産。
40歳で妊娠&女の子出産。
不妊治療の末、43歳でやっと男の子を授かりました。

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