自分を好きになるために

ナナコを通して、新しい自分を発見できるといいな。

化石堀り。後編

今年の夏は、お盆過ぎから秋の長雨か、天気が悪いことが多い。
台風が次々とやって来る。

そんな天気が心配されるなか、化石堀りは9/17(土)、三連休の初日に行くことにした。

ナナコはきいた。

「ヘルメットとか眼鏡とかはどうするの。」

そこまで本格的にやりたいですか。
そーですか。
心配ご無用。
ハンマー、タガネ、ヘルメット、ゴーグルは貸してもらえる。
軍手と、化石持ち帰り用のビニール袋と新聞紙だけ各自持参とのことだった。(しかし、当日は軍手も借りられ、ビニール袋ももらえた。)
幼児は無料で発掘現場に入れるが、発掘道具の貸し出しは行わないとのこと。

リョウによくよく言い聞かせた。

いい?
道具は小学生にならないと貸してもらえないから、ママと一緒のを使おうね?

朝、8:00。
車で出発。
途中、お昼御飯を食べたりして、アンモナイトセンターに着いたのは12:45。
化石堀りは、13:30~で最初の30分はオリエンテーリングがあり、説明を聞かなければならない。
そろそろお昼寝時間のリョウはどこまで機嫌よく持ってくれるだろうか。
行きの車の中で少しは寝てくれるのかと思ったら、テンションの高いナナコの隣に座って、一睡もしなかった。

実家の両親と合流し、13:30のオリエンテーリングが始まった。
アンモナイトセンターの説明、取れる化石の説明、化石堀りの注意点等の話だが、結構面白かった。
リョウも静かに聞いていた。

やっと化石堀りの時間になった。
ヘルメットとゴーグルを装着し、ハンマーとタガネを借りた。
リョウの分は借りられないと思っていたから、そのままでいたら、夫がリョウの分も借りてこいと言った。
リョウも、自分のがないと少し機嫌が悪くなった。
それでヘルメットとゴーグルだけ借りにいった。
貸してもらえないと思っていたけど、親切に一番小さなやつを、と貸してもらえた。

いろいろ手間取っているうちに、ナナコと夫だけ先に化石堀りに行ってしまった。
おじいちゃんが手伝ってくれて、少し遅れて化石堀りを開始した。

よく見ると、足元に貝の化石がごろごろ転がっている。
大きな岩の塊をハンマーで割ってみたいが、リョウにハンマーもタガネも貸してしまったので、私には出来ない。

リョウは力もないし、一人ではうまく出来ず、手伝ってというので、私がタガネを持ち、リョウがカンカンとハンマーを打ち付けた。
大きな岩は、リョウの力では割ることが出来ず、つまらなそうなので、落ちている土の欠片(化石なし)にタガネとハンマーを打ち付けて割れるのを楽しんだ。

私も何気に化石堀りを楽しみにしていたのだが、全く化石堀りが出来ない。
時々リョウが、軍手がずれたと言って手をもぞもぞとやっている。
その度に、指を1本ずつ入れ直してあげた。
思う存分、力をこめて岩を叩き割っている夫が少し羨ましかったが、仕方がない。
おじいちゃんが隣でリョウの世話を手伝ってくれたのがありがたかった。
オリエンテーリングが説明をしてくれた職員が来て、どうですかー?と声をかけてくれたが、リョウとおじいちゃんの様子を見て、
「ハッハッハッ。孫守りですな。」
と笑って行ってしまった。

私がタガネを持ってリョウがハンマーで叩くのを繰り返していたが、リョウの機嫌がだんだん悪くなってきた。
何かといろいろうまく出来ないし、時々、ハンマーで間違えて私の手を叩くので、
リョウ、気を付けてよー
と、軽く言ったつもりなのに、一気にリョウの不機嫌因子に火をつけた。

ヘルメットの紐が痛いと怒るので、少し緩めると、ヘルメットがぐらぐらする、とまた怒った。
ヘルメットは幼児には大きいので、仕方がないのだけど、それでも紐をきゅっと締めてあげると、また、痛いと怒った。

毎度のことだが、こうなるとリョウはもうダメだ。
ただのクレーマーになる。
わめき声が発掘現場に響き渡る。
リョウの声はこれまたデカイ。
犬の鳴き声よりはるかにうるさい。

リョウにヘルメットを外そうと言うと嫌だといい、着けてあげても嫌だと言った。
化石堀りをやめて休憩しようと言うと嫌だといい、それじゃ続けようと言うと嫌だと言った。

リョウのわめき声は飛行機の騒音レベルなので、おじいちゃんに荷物を持ってもらい、リョウを抱き抱えて無理矢理、現場から離れた。

道具を片付けて、発掘時間が終わる時間まで、リョウは喚いていた。
ナナコと夫は、ひたすら発掘を続けている。

発掘開始から一時間。
職員がピーっと笛を鳴らして、発掘時間が終わった。
参加者がみんな降りてきて、職員が見つかった化石の紹介や、化石の保存方法等の説明を始めたが、騒音の元凶がすぐ側にいるため全く聞こえない。

おばあちゃんが、リョウ、うるさい、と叱ったので仕方なく、リョウを連れて遠くに離れた。
みんなから離されて、リョウは更に怒って泣いた。

すると、一人の少年がやって来た。

「鮫の歯、見つけましたか?」

いやいや、それどころじゃなかったし!
見つけていないと言うと、これあげる、と鮫の歯の化石をくれた。
自分が見つけたと言った。
ビックリして、こんな大事なもの、自分で大切に取っておいたら、と言うと、

いいんです。自分は100個くらい持っているから、と言った。

あとで話を聞くと、その少年は毎週来ている常連さんだとか。
今までに見つけた一番良いものは?と聞くと、6cm くらいある、鮫の歯だが、没収(笑)されたとのこと。

今回の体験者の中には、鮫の歯、アンモナイト、琥珀を見つけた人もいた。
ナナコと夫は、あんなに打ち込んで発掘していたのに、場所が悪かったのか、巻き貝と二枚貝の化石を一つずつ。

私とリョウは、その辺で拾った貝と、おじいちゃんが割ってくれた岩に3つくらい貝が張り付いているもの。

んー。
何も見つからないことも覚悟していたから、まあまあかな。

リョウはおやつと同時に機嫌が直り、そのあと、近隣にある
「海竜の里センター」
で観覧車に乗って帰りました。

またリベンジしたい。
できれば、大人だけで。
無理だけど。




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  1. 2016/09/25(日) 05:42:46|
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